
いきなりですが皆さん、ウィンカー出していますか?
最近、色々なところでウィンカーのシンカー…
進化を目にするので、ウィンカーについて深堀していこうかなと。
まずは、いつも通りウィンカーの概要から。
ウィンカー(方向指示器)とは
自動車に装備されている、運転者の意思や行動を周囲に知らせるための装置です。
オレンジや黄色に光るアレです。まあ、皆さんお分かりですよね。
ウィンカーの語源
なんとなく察しの付く方もいると思いますが、ウィンクが由来の和製英語だそうな。
目くばせのウィンクです。バチコーン
車がウィンクしてると考えると、急に可愛く思えてきますね。
英語では、turn signal(ターンシグナル)とか、
blinker(ブリンカー)と言うそうで。ブリンカーは初耳ですね。
韓国ではカンパギと言うらしい。
日本人がウィンカーの光る様子ををチッカ、チッカと言うのを、
韓国ではカンパッ、カンパッというみたい。
他の国の方々はどんな擬音語を使うのでしょうね。
ウィンカーの色
上で話しましたが、ウィンカーの色はオレンジや黄色です。
道路運送車両法の保安基準上では「橙色(とういろ)」となっています。
要するにオレンジ。

黄色じゃないじゃんってツッコミは無しでお願いします。
「橙色って200色あんねん」
赤いウィンカー?
ただ皆さん、赤いウィンカーの車を見たことありませんか?
実は、昭和35年3月31日以前に製作された自動車に関しては、
前方のウィンカーは白色、後方は赤色でもOKになっています。
法律ってのは意外と変わっていってるんですねぇ。
有名どころでは、ハコスカがそうらしいです。まず見かけませんが…。
アメ車に多いイメージですよね。
実際アメリカはリアウィンカーは赤でもいいようになっているので。
とはいえ、日本は生産国ではなく年式で区別してますのでご注意を。
ちなみに…
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)によると、
すべての車のリアウィンカーが橙色になれば、
年間1万件程追突事故を減らせると分析しているそうな。
興味があればこちらを読んでみてください。(無論、英語ですが)
まー、赤だとブレーキランプと被るので、そりゃ勘違いも起きるよねって話。
赤色ウィンカーの方は突っ込まれないよう、お気をつけあそばせ。
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)とは
米国運輸省における、自動車やドライバーの安全についての監視を行う部局のこと。
…らしい。日本の国土交通省みたいなもんです。多分。
ウィンカーの点滅速度
ウィンカーの点滅速度も、実は保安基準で決まっております。
毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅。
となっています。
速すぎても遅すぎてもダメ。
ドキドキ…
なんでも、この点滅速度は人間が少し緊張したときの心拍数とほぼ同じらしい。
なので、この速度がドライバーへの注意喚起にはうってつけってわけ。
パパパパッ
ハロゲンからLEDに換装してハイフラッシャー
(点滅が異常に速いこと)になっている人をたまに見かけますが、早めに対策を。
ちなみに、ウィンカーレンズの割れも止められたり
(誰に、とは言いませんが)車検に通らなかったりするみたいですよ。
まあ、点かないよりはいいんでね?と個人的には思いますが。
バイクはリレー変えるだけなんで比較的楽なんですけど、
車は抵抗かませないといけないんですよね…。
最近は抵抗内蔵のやつもありますのでご検討を。僕はこれ使ってます。
(冷却ファンの騒音とか耐久性に難アリみたいですが…)
まとめ
という感じで、ウィンカーの概要でした。
次回は、ウィンカーの歴史を調べてみます。
それにしてもブリンカーは知らなかったし、聞いたこともなかったな…。
他国の方がウィンカーの点滅をどう表現するのか、
知っている方がいたら是非教えてほしいですねえ。
いろんな言語を話せる人、尊敬します。
英語を話せるようになりたい。
Part2はこちら。


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