SUBARU BRZ/TOYOTA GR86がマイナーチェンジを発表したのでまとめます。
どちらも内外装やカラーラインナップ、スペックは基本的に変更ありません。
HPの文言通り、一部改良って感じです。
GR86に関しては、外装色が1つ追加され、特別仕様車が登場してます。
BRZ
- MT車専用SPORTモード追加
- AT車マニュアルダウンシフト制御の許容回転数拡大
- ダンパー減衰力特性の最適化(STI Sportを除く)
- 電動パワーステアリングのアシスト特性最適化
- アクティブサウンドコントロール音量切替機能の追加(MT車)
- デイタイムランニングライトの採用(Cup Car Basicを除く)
- ウインカーレバーの操作方式変更(ロック式)
MT車専用SPORTモード追加
MT車にMT専用SPORTモードが搭載されます。
「全回転域でアクセル操作に対してエンジンが忠実に反応するスロットルセッティングとすることで、アクセルコントロール性を向上しました。また、アクティブサウンドコントロール(以下ASC)の音量が切り替わり、ドライバーの高揚感を盛り上げます。 」
とのこと。
よりリニアなスロットルレスポンスと、擬似音がより盛り上がりますよーっていうモードですね。
MT車の場合ASCは常にONなので、音量が更に大きくなるんでしょう。
モード切り替えがASCの音量切り替え機能と連動してます。
ディーラーに持っていけば、OFFにすることもできるみたい。
ちなみにAT車の方には元々SPORTモードとSNOWモードがあります。
SPORTモードはAT制御がスポーティになる+ASCの音量アップっていうモードなので、それがMT車にも付くよって感じ。
AT車のみ、マニュアルダウンシフト制御の許容回転数拡大。
「ドライバーの操作や路面状況などから総合的に回転数制限範囲を判定する設定とし、オーバーレブの危険性がない状況ではドライバーの意思でダウンシフトができるように回転数の領域を拡大しました。 」
とのこと。
今までシフトダウンできなかった回転数(高回転域でしょう。)でもできるようになるってことでしょうね。ありがたい。
AT車はしっかりパドルシフトも付いてますからね。
ダンパー・パワステの改良
STI Sport以外のグレードのダンパー減衰力特性と、全グレードのパワーステアリングアシスト特性を最適化したことで、スポーツカーらしい操縦安定性および乗り心地を実現しました。
とのことです。
STI Sportは元々、STIチューニングダンパーが入ってるので、それ以外のグレードのダンパーとSTI Sport含む全グレードのパワステの制御を改良することで、よりスポーツカー感が増したってことですね。
cup car basic除く全グレードにデイタイムランニングライトの採用
ポジションライトが今までよりも明るく光るようになります。
お目目がより際立ちますねぇ。
ウィンカーレバーの操作方式変更(ロック式)
個人的にはこれ、結構ナイス改良だと思います。
現行BRZの試乗をしたことあるんですが、センサー式のウィンカーに物凄く違和感を覚えたんですよねぇ。
慣れなんでしょうが、手応えが無いのでウィンカーを出した気にならないし、消す時も違和感あるんですよね。
他車種と同じ、ロック式になるのは素晴らしいと思います。
そういう声が多かったのかな?
ちなみに
STI Sport専用オプションのbremboブレーキシステムは、前回、注文停止が早かったので欲しい方は早めのオーダーがいいかと。
GR86
BRZと共通の改良点
- MT車のみ、スロットル制御の変更
「アクセル操作に対してよりダイレクトなレスポンスが得られるスロットル制御を採用し、限界域での扱いやすさを向上させました。」とあるので常時、BRZのSPORTモードってことなんでしょう。多分。 - AT車マニュアルダウンシフト制御の許容回転数拡大
- ダンパー(TOYOTAはアブソーバーって言ってる。)減衰力特性の最適化
- 電動パワーステアリング(TOYOTAはEPSって言ってる。)の特性最適化
- DRLの追加(RZのみ)
- ウインカーレバーの操作方式変更(ロック式)
HPに記載は無いですが、まあ改良されるでしょ。
GR86のみの改良点
リッジグリーン追加
タイヤ空気圧警報システムを追加設定(RZ、SZのみ)
安心感もあるし、ガンガン走る方にはこれありがたいですよねぇ。
特別仕様車 RZ “Ridge Green Limited”
GR Garageにて200台限定
抽選受付期間は7/12〜7/28
- ブロンズ塗装ホイール
- brembo製ブレーキシステム&SACHSダンパー標準装備(他グレードはオプション)
- ブラック×タンシート
- インパネ・センターコンソール加飾 キャストブラック塗装
- 内装タンステッチ
- 運転席・助手席ショルダーパッドに特別仕様車専用刺繍
リッジグリーン、良い色ですねぇ。
しっとりしてて落ち着いた、濃過ぎないグリーン。ブロンズホイールと合ってて素敵。
TOYOTA86で登場したBritish Green Limitedと同じ緑・ゴールドの組み合わせですけど、僕はリッジグリーンのが好きです。
価格
BRZ
STI Sport MT 3,784,000 AT 3,817,000
S MT 3,509,000 AT 3,542,000
R MT 3,322,000 AT 3,355,000
cup car basic MT 3,722,400
GR86
RZ MT 3,518,000 AT 3,616,000
SZ MT 3,195,000 AT 3,293,000
RC MT 2,936,000
RZ “Ridge Green Limited”
MT 3,897,000 (RZ+379,000)
AT 3,995,000 (RZ+379,000)
発売日
BRZは7月14日に富士スピードウェイ(静岡県)で開催される「FUJI 86/BRZ STYLE 2024」に展示される、とだけ書いてあって発売日は不明です。
GR86は8/1に発売で、特別仕様車は10月ごろに発売予定みたい。
BRZも8/1に発売しそうだけどね。
まとめ
走りも機能も改良される良いマイナーチェンジですね。
個人的にはウィンカーの改良と、86の空気圧警報システムが良いと思います。
以前、BRZの購入を検討していた時に調べてたんですが、BRZの方が納期は短い傾向にあるみたいですね。
まあ、どちらにせよ欲しい方は早くディーラーに行くのをおすすめします。
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